経済学は様々な問題を対象としますが、私がその中でも関心を持っておりますのが、どうしてある国や地域は豊かである一方、貧しい国や地域があるのか、また、個人のレヴェルにおきましても、同じように努力しながら、何故より豊かになっていく人が居る一方、そうでない人も居るのかといった、広い意味での「経済成長」の問題に関心がございます。
経済成長と言いますと、GDP といったような金銭的指標を思い浮かべられるかも知れませんが、今日出来なかったことを、明日は出来るようになる。今日出来たことも、明日はもっと早く出来るようになる。他人に教えてあげる。他人から教えてもらう。そして、我々の世代が分からなかったことを、次の世代は分かるようになってほしい。我々の世代が出来なかったことを、次の世代は出来るようになってほしい。このような、日々の学習や進歩。それこそが「経済成長」の源泉と考えております。
安達貴教さんの経済成長についての小学生でもわかるような説明。わかりやすい。
「昨日の自分より今日の自分のほうができる」というエートスがある集団は、それが唯一の条件ではないけれど、経済成長をするための大きな要因になると思うよね。問題は世界一高齢化のスピードが早い日本では、そのエートスが減退しているように見えることだ。経済学者の方々が、「日本は今は需要側より供給側の能力を高めなければならない」と主張しているのも、個人レベルに落としこむと「今日出来なかったことを、明日は出来るようになる。今日出来たことも、明日はもっと早く出来るようになる」という事なんだと思う。
(via kashino)
(via kashino)
10 months ago • 55 notes